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―■■■Ｎ┃Ｓ┃Ｋ┃メ┃ー┃ル┃マ┃ガ┃ジ┃ン┃――――― No.0130
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『 旅行会社のためのＩＴなんでも救急箱 』2019.09.20
日本システム開発（NSK）
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Microsoft Officeの準備は大丈夫？
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日本システム開発＜ＮＳＫ＞の山田です。
このたびの台風15号により被害にあわれた方々に心よりお見舞を申しあげます。
一日も早く復旧し皆様が日常を取り戻される日をお祈り申し上げます。
2020年1月のWindows7サポート終了まであと数ヶ月となり
皆様もパソコンの入れ替えなどを行っているのではないでしょうか？
そこでもう一つ『Officeの準備は大丈夫でしょうか？
Microsoft Officeは業務に必須のソフトウェアですよね。
今回はOfficeの選定・購入にも注意することをお伝えします。
◆テーマ◆
【１】「Office2019」が使えるのは「Windows10」だけ
【２】「Office2016」が買えない？
【３】「Office2019」で動かなくなるファイルがある？
【４】今のパソコンのOffice使いまわせる？（OEM版に注意！）
【５】「ボリュームライセンス」という購入方法
【１】「Office2019」が使えるのは「Windows10」だけ
「Office2019」の動作要件での対応OSは「Windows10」となっています。
「Windows8.1」は2023年1月まで延長サポートがあり、今後も利用できますが
最新の「Office2019」は動作要件外なのでご注意下さい。
【２】「Office2016」が買えない？
「Office2016」は既に販売終息製品となっています。
在庫を持つ量販店やショップ、代理店などでは「Office2016」や
「Office2016」が付いてくるパソコンも買えるようですが
パソコンメーカーのWebサイトから購入する場合など
既に「Office2016」が選択できないケースがあります。
今後「Office2016」入手できない可能性があるのでご注意下さい。
【３】「Office2019」で動かなくなるファイルがある？
業務効率化のためにVBAやマクロを組んだExcelを利用している方も多いと思いますが、
業務効率化のためにVBAやマクロを組んだExcelを利用している方も多いと思いますが、
「Office2019」にしたら今まで使っていたExcelプログラムが動作しなくなった。
ということになりえる可能性もありますのでご注意下さい。
【４】今のパソコンのOffice使いまわせる？（OEM版に注意！）
仮に今「Office2016」を利用していて
「新しいパソコンにそれをインストールすればいい」
とお考えの方も注意が必要です。
パソコンを購入した際に一緒に購入したOfficeは『OEM版』の可能性があります。
OEM（Original Equipment Manufacturing）版とは、平たく言うと
「そのパソコン以外で利用してはいけない製品」で、
そのパソコン以外にインストールすることはライセンス違反となりますので
ご注意下さい。今ご利用のOfficeのライセンスを確認することをお勧めします。
【５】「ボリュームライセンス」という購入方法
今まではパッケージ製品やパソコンと同時に購入場合の話でした。
"ボリュームライセンス"で「Office2019」を購入すれば
"ダウングレード"という方法で「Office2016」をインストールすることができます。
※これについては既に所有している他のMicrosoftライセンスの状況や
Office以外のMicrosoftライセンス製品を組み合わせて3以上あれば良い、
など条件もありますので、ご確認下さい。
＜最後に＞
色々と注意事項を書かせて頂きましたが、今回記載した内容はあくまで一例です。
これ以外にもMicrosoft製品の購入については様々な条件や方法があります。
Office365を選択するなど解決策があったり
「新しいから大丈夫だろう」「何とかなるだろう」と
安易に進めたら後で困ることもあります。
OSもOfficeも正しく選んで購入頂くための参考になれば幸いです。
ありがとうございました
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